セメントボールミルの概要
セメントボールミルは主にセメント工場の完成品及び原料の粉砕に応用され、冶金、化学工業、電力などの工鉱企業が各種鉱石及びその他の摩耗性材料を粉砕するのにも適用される。開流粉砕に用いることができ、選粉機との循環ループ流粉砕にも適する。セメント研磨具には材料への適応性が強く、連続生産ができ、破砕比が大きく、速度調整が容易な粉砕製品の細さなどの特徴がある。セメントボールミルは乾式生産も湿式生産もでき、粉砕と乾燥を同時に行うこともできる。
セメントボールミルの構造及び動作原理
セメントボールミルは、供給装置、支持装置、回転部分、除去装置、伝動装置、潤滑及び冷却装置の6つの大部分から構成されている。
材料は供給装置から供給中空軸の螺旋を経て均一にボールミルの第1倉に入り、この倉内には段差ライニング板または波形ライニング板があり、異なる規格の鋼球を内蔵し、筒体の回転により遠心力が発生して鋼球を一定の高さに連れて落下させ、材料に重撃と研磨作用を与える。材料は第1倉が粗研磨に達した後、単層の隔倉板を経て第2倉に入り、この倉には平ライニング板がはめ込まれ、中に鋼球があり、材料をさらに研磨する。粉状物は除去格子板を通じて排出され、粉砕作業が完了する。
ボールミル粉砕材料の主要な作業部分は水平低速回転する筒体に発生し、筒体が伝動装置によって回転を牽引されると、研磨体は慣性遠心力の作用によって、研磨機筒体内壁の裏打ち板面に貼り付けて一緒に回転し、一定の高さに連れて行かれた後、重力作用によって自由に落下し、この時研磨体は筒体内材料を破壊し、同時に研磨体は回転する研磨機内で上昇、落下の循環運動のほか、滑りと転がりが発生し、研磨体、裏打ち板と被研磨材料の間に研磨作用が発生して材料を細くする。材料は衝撃破砕と研磨粉砕を受けると同時に、供給端と排出端の材料自体の材料面の高さが悪く、材料を供給端から排出端へゆっくりと流動させ、粉砕作業を完成させる。
セメントボールミルの特徴
1、普通セメントボールミル:普通セメントボールミルの大部分は環流粉砕システムに用いられ、その特徴は粉砕効率が高く、粉砕機の生産量が大きく、電気消費が省であり、特に鉱滓セメントを粉砕する時、表現はもっと際立っている。一般的な研磨機の生産量は15〜20%、電気消費量は約10%低下することができ、また、完成品の温度は20〜40℃低下することができ、製品の細さも調整しやすい。
2、高細多収量セメントボールミル:高細多収量セメントボールミルは主に開流粉砕システムに用いられる。その特徴はシステム設備及びプロセスが簡単で、投資省、工場の敷地面積が少ないことである、研磨機の構造に先進的な内選粉特殊サイロ装置を採用し、細研磨倉庫は活性化装置を増加し、研磨尾には専用の出庫トーチプレートがあり、研磨倉庫の研磨媒体の寸法を大幅に減少させ、研磨効率を大幅に向上させ、高生産量、低エネルギー消費の目的を達成した。
セメントボールミル技術パラメータ
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