京都電子(KEM)-急速熱伝導計QTM-700/710、熱伝導率:単位時間内に単位温度勾配下で熱流方向に沿って材料単位面積を通じて伝達される熱。単位はワット毎ケルビン[W/(m・K)]。試料の長手方向に沿って試料中に埋設された線状導電体(熱線)を用いて局所加熱を行い、熱線には既知の一定電力の電流、すなわち時間的にも試料の長手方向にも電力は不変である。熱線の電力とオン電流加熱後の2つの時間間隔の温度から熱伝導率を計算することができ、この温度上昇と時間の関数は試験されたような熱伝導率である。
一、主な特徴:
1.5.7インチカラータッチスクリーンを採用し、直感的で操作しやすい。
2.3つのチャネルを同時に接続できるセンサーで、試料テストがより迅速に行われます。
3.セキュリティレベルとパスワード保護設定機能、有効に誤操作を防止する。
4.測定データはUSBディスクを介して転送でき、自動的にCSV形式に変換される。
5.測定値の信頼性を確保するために、標準的な熱伝導率パラメータプレートを標準配置する。
6.QTM-710は薄膜試料の測定機能があり、リアルタイムで昇温曲線を示した。
二、技術パラメータ:
測定方式:熱線法(ホットワイヤ法)。
測定範囲:0.03~12 W/mk(ワット毎ケルビン)。
精度:誤差値は±5%以内(室温で参照板を測定)。
繰り返し性:誤差値は±3%以内(参照板測定時)。
センサー:PD-11 Nカセットプローブ、熱線とクロム-アルミニウム熱電対を加える。
測定時間:60秒。
最小サンプル要件:約100(長さ)x 50(幅)x 20(厚さ)mm以上。
表示画面:5.7インチカラータッチスクリーン。
操作インタフェース:中/英/日本語操作インタフェース。
外部出力:RS-232 C 2組、USB 2組。
使用環境:温度:5°C~35°C、湿度:85%RH未満。
電源:DC 24 V 5 A、AC 100~240 V、50/60 Hz。
サイズ:262(長さ)x 276(幅)x 158(高さ)mm。
重量:約4 kg。
オプション:PD-13 N絶縁防湿プローブ、PD-31 N高温熱線法プローブ、12-01876粉体測定容器、IDP-100/DP-600プリンタ、ポリエチレン発泡参照板、シリコンゴム参照板、透明石英参照板、ジルコニア参照板、ムライト参照板、ハース合金参照板。