1、設備技術の確定

キャニスタから含まれる有機ガスを除去し、溶媒は活性炭に吸着され、この吸着剤（活性炭）は吸着と脱着の二重機能を有する。具体的な工程手順は以下の通りである：

（1）ガスは常温で排ガス浄化塔に入ってから活性炭吸着タンクに吸着する。

（2）吸着過程全体はほぼ常圧常温で行われ、吸着塔内の吸着剤（活性炭）は溶媒の吸着と回収を主な目的とする。溶媒回収凝縮器、蒸気、冷却水、分離器などを回収溶媒の主要設備と補助施設とする。

2、活性炭の動作原理は3つの部分に分けられ、1つは吸着、2つは脱着、3つは活性炭乾燥処理である。

A、吸着プロセス：

排気ガスは排気ガス浄化塔を通過した後、ガスは活性炭床内に入り、床内活性炭を経て吸着した後、（ここで溶媒が滞留吸着された）排出基準を満たす浄化ガスが排出され、ファンを経て室外に排出される。

B、脱着プロセス：

活性炭はしばらく吸着した溶媒（使用時間の長さは気体中の含有量と生産時間の長さによって決まる）を使用して、時に蒸気を利用して活性炭に対して脱着を行って、活性炭中に吸着した溶媒を高温状態で解析して、更に凝縮器を経て凝縮して液体になって分離器に入って、回収した溶媒と水は分離器の中で分離します。

C、活性炭乾燥

乾燥ファンはまず常温空気を活性炭フィルタに入れ、一部のガスをここで凝縮して水滴にし、それから加熱器で空気を加熱し、熱い空気を循環して活性炭フィルタに入れ、水分を含む空気を凝縮して、このように循環する。

（3）活性炭へのガスの流入速度は0.8メートル／秒未満であり、これにより活性炭の吸着効果を保証することができる。活性炭充填層の厚さは600 mmに達し、吸着の90%効率を保証する。

（4）乾燥ファンを1台設置し、脱着終了後、湿った活性炭を乾燥し、活性炭の次の吸着を保証する。

（5）活性炭乾燥時に、空気加熱器を1台設置し、乾燥効果を保証する。

（6）活性炭キャニスタはA 3鋼板を用いて製造する。フランジが接続されている場所はテトラフルオロ防腐を採用している。

（7）活性炭の採用寧夏活性炭、ヨウ素価900以上。

3、処理プロセスの概要

本方案は先ガス前処理吸着脱着乾燥を採用する。脱着を解析すると同時に、蒸気源、冷却循環水、溶媒回収凝縮器、分離器などの補助施設を備えている。ファンは負圧形式で換気する。システム全体はPLCプログラム制御、ヒューマンインタフェースを採用し、すべて自動化を実現する。